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関西でのシード資金調達環境、投資家の動きとは?


「関西のスタートアップ資金調達環境はまだ東京と大きな差がありますが、それは裏を返せば伸びしろの大きさでもあります。関西にVCの拠点が増え、CVCの参入も進んでいるのは明るい兆候です。」
関西のスタートアップ資金調達環境は近年急速に発展していますが、2022年時点で東京都7,347億円に対し関西圏は544億円と、東京の1割未満にとどまります。一方で、VCの関西拠点設立やCVCの参入が進み、多様な支援機関のエコシステムが形成されつつあります。関西特有の投資家の動きと今後の展望を解説します。
- 01関西でのスタートアップの資金調達環境とは?
- 02関西でスタートアップへ投資するベンチャーキャピタル、投資家の動きとは?
- 03そもそもスタートアップの資金調達とは?
- 04関西でのスタートアップ資金調達の成功事例とは
- 05**大阪大学1年生がシード資金調達を実施した例**
- 06**京都精華大学在学中の学生が起業した事例**
- 07シード資金調達の実施でおすすめな関西のスタートアップイベント
- 08[スタートアップ関西](https://twitter.com/kansai_startups)
- 09[「BEYOND 2023」|Next-Gen Impact](https://twitter.com/beyondkyoto)
- 10**シード期の資金調達を考えるならTHESEEDTALKへ**
関西でのスタートアップの資金調達環境とは?
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*出典:INITIAL, 「2023年上半期 Japan Startup Finance - 国内スタートアップ資金調達動向 -」*
関西のスタートアップの資金調達環境は、近年急速に発展しており、起業家にとって非常に魅力的なエコシステムが形成されています。
しかし、現状資金調達金額を東京と比較すると、2022年は東京都が7,347億円、関西圏が544億円となっています。金額比較では、10%に満たない状況となっており、エクイティで資金調達をすることを考えると、まだまだ東京で実施する方が機会が多いエリアとなっています。
一方で、近年急速に成長している部分としては、いくつかのベンチャーキャピタルファンドが関西拠点を設立したことや、事業会社がCVCの設立を通してスタートアップの資金調達や成長を本格的に支援しようとしている点です。
以下に、その特徴を要約します。
1. 多様な支援機関: 関西地域には多くのスタートアップ支援機関が存在し、起業家にビジネス成長のためのサポートと指導を提供しています。特に関西圏での特徴は、地方銀行による融資を中心として、魅力的なエコシステムが形成されつつあります。これらの機関が窓口なり、融資に限らずベンチャーキャピタルファンドとの接点を創出したり、資金調達のプロセスを支援し、ネットワーキングの機会を提供します。
2. 産学連携: 関西には優れた大学や研究機関が多くあり、スタートアップとの連携を強化しています。特にヘルスケアなどをテーマとした産学連携は盛んで、大学の投資機能などが支援し、上場にいたるケースも登場しています。この連携により、新しい技術やアイデアの発展が加速し、資金調達の成功に寄与しています。
3. 成功事例の増加: 関西地域からもIPOを実現した企業が複数社登場し、これらの事例は投資家の興味を高めています。また、直近での成功事例から得られる知見やベストプラクティスが共有され、新興企業の成長に寄与しています。
総括すると、関西地域のスタートアップの資金調達環境は、金額面をみると機会としてはまだまだ不足しているものの、成長が期待できる土台が整いつつあります。
関西でスタートアップへ投資するベンチャーキャピタル、投資家の動きとは?
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下記で紹介する日経新聞の記事によると、1990年代から2000年代、大阪にも多くのベンチャーキャピタルファンドの拠点があったが、リーマンショックによって撤退したようです。
しかし、直近は多くのVCファンドが関西拠点の新規開設を検討しており、大阪や京都を中心としてスタートアップ環境が大きく変わる可能性があります。
話題になった1社として、京都にベンチャーキャピタルファンドのグローバル・ブレインがオフィス開設をしました。
*参考:**〈ユニコーン創出へ関西変革の時〉(上) 大学発新興に熱視線、大手VCが拠点開設*
*参考:**大阪商人とVCは相性悪い? 資金調達額、東京の33分の1*
そもそもスタートアップの資金調達とは?
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スタートアップの資金調達は、事業を拡大し、成長を実現するために必要な資金を調達することです。エクイティでの調達だけでなく、融資での調達も併用しているケースが多くあります。アイデアやビジョンを具現化し、市場に参入するために欠かせない要素であり、以下にその重要性と方法を説明します。
スタートアップは、通常、創業時には限られた資本しか持っていないため、資金調達は事業の継続性と成長の鍵です。資金調達を成功させることで、製品やサービスの開発、マーケティング、人材の採用、インフラの構築など、多くの重要な活動を支える資金を確保できます。
資金を工面する上での方法には、下記のようなものがあります。
1. 自己資金: 起業家自身や共同創業者からの資金を使う方法です。これは、一般的には最も限られた資本でスタートする場合や創業初期に選択されています。
2. エンジェル投資家: 個人投資家が自身の資金を提供し、スタートアップに投資する方法です。経験やネットワークを提供し、成長を加速させることがあります。
3. ベンチャーキャピタル: 専門のベンチャーキャピタルファンドからの資金調達で、スタートアップが急速に成長するのをサポートします。しかし、一般的には一定の経済的成果を示す必要があります。
4. 創業支援融資: 地方銀行や日本政策金融公庫が創業支援として融資を行います。
資金調達プロセスは綿密なビジョン、ビジネスプラン、そして投資家への説得力のあるピッチが必要です。成功するためには、市場調査、競合分析、収益モデルの策定など、戦略的な準備が不可欠です。成功に向けた重要な一歩であり、適切なアプローチと戦略が鍵となります。
関西でのスタートアップ資金調達の成功事例とは
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関西で資金調達を行ったスタートアップを複数紹介します。まだまだ資金調達成功事例は存在しますが、若いファウンダーが大きな金額の調達に成功した事例をここでは紹介します。
シード資金調達の事例は数が少ないため、関西、東京でシード投資を行う「THE SEED」の事例を中心として記載しています。
大阪大学1年生がシード資金調達を実施した例
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株式会社New Innovations 代表取締役CEO兼CTO 中尾 渓人さんは大阪大学1年生でシードVCから資金調達を実施しました。また、在学中ながら2023年4月に54億円の資金調達を発表した株式会社New Innovations 代表の中尾さんは、関西での学生起業だっため、東京に比べても投資家やメンターとの接点を持つ機会が少ないと感じている中でシードVC「THE SEED」から創業出資を受けました。
人類を前に進め、人々を幸せにする。New Innovations シリーズAラウンドで54億円を調達
若い才能が挑戦するきっかけをつくりたい。New Innovationsとの出会いが次世代の起業家育成の源泉に
京都精華大学在学中の学生が起業した事例
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株式会社CharacterBank 代表取締役 代表取締役 三上 航人さんは、京都精華大学在学中に学生起業しました。元々は大手自動車メーカーからの受託開発などを中心として学生起業し、その後大学を休学してスタートアップに参画しました。様々なプロダクト開発に携わった後、VRプロダクトを作るべく、2社目として京都にてスタートアップを創業しました。コンセプトも決まっていない段階でしたが、THE SEEDからの創業投資を受けて、事業の開発を開始しました。その後、Meta社(旧Facebook社)が世界向けに行っているVRゲームの発表の場「Best of Quest 2022」のアクション部門にて日本で唯一選出され、総額3.5億円の資金調達にも成功しています。
Meta社「Best of Quest 2022」アクション部門に日本で唯一選出の株式会社CharacterBank、総額約3.5億円の資⾦調達を実施!
シード資金調達の実施でおすすめな関西のスタートアップイベント
スタートアップ関西
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当サイトを運営している主体でもある「スタートアップ関西」では、関西の学生・20代の方々を対象に、スタートアップイベントを開催しています。
過去の参加者からは、上記の中尾さんを始めとする大型資金調達に成功していたり、他にも多くの起業家やVCが輩出されています。
起業に関する1次情報や、同世代で創業している友人を探したい方にとっておすすめです。
「BEYOND 2023」|Next-Gen Impact
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taliki社によるソーシャルイベント『BEYOND2023』です。社会課題を解決する起業や投資に関心がある方にとっておすすめのイベントです。
2023年に実施された回では、起業家・VC・行政によるトークセッション・U30社会起業家ピッチ・社会課題解決を体感できるブース体験できるコンテンツが提供されました。
シード期の資金調達を考えるならTHESEEDTALKへ
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シードVCの「THE SEED」では、創業初期のスタートアップに対して出資を行っております。
また、THESEEDTALKという20分間の個別ショートMTGも実施しています。起業準備中の方、これから資金調達を実施したい方は下記もご確認ください。
よくある質問
関西 スタートアップ 資金調達 環境
関西の資金調達環境は成長途上で、2022年の調達額は東京の約7.4%(544億円 vs 7,347億円)です。しかしVCの関西拠点設立やCVC参入が進み、大阪産業局・KSAP等の支援機関も充実しています。関西圏は東京に次ぐ学生人口を抱え、今後のエコシステム拡大が期待されています。
関西 VC 拠点 一覧
関西に拠点や投資実績のあるVCは年々増加しています。THE SEED、マネックスベンチャーズ、グロービス・キャピタル・パートナーズなどが関西の起業家に投資を行っています。また事業会社系CVCの設立も進んでおり、関西発スタートアップの資金調達オプションは拡大傾向にあります。
関西 東京 スタートアップ 比較
2022年のスタートアップ資金調達額は東京都7,347億円に対し関西圏544億円で、約10分の1です。VCの数やイベント頻度も東京が圧倒的ですが、関西は生活コストの低さ、大学・研究機関の集積、製造業基盤の強さといった独自の強みがあります。近年はVC拠点の増加で環境改善が進んでいます。
